高校サッカー日本一を決める全国高校サッカー選手権2024が、2023年12月28日から2024年1月8にかけて開催されます。
高校のサッカー部でサッカーをしている高校生にとってあこがれの舞台であり、目標とする大会が全国高校サッカー選手権です。
毎年、数多くのドラマや熱戦が繰り広げられ、全国高校サッカー選手権で活躍した選手の中から数多くのプロサッカー選手やサッカー日本代表の選手が生まれています。
そこで、今年はどんな選手が注目されていて、どこの高校が優勝候補なのか気になりますよね!
この記事では「高校サッカー選手権2024注目選手7選!優勝候補高校も調査!」として、全国高校サッカー選手権2024の注目選手や優勝候補の高校を紹介していきたいと思います!
- 高校サッカー選手権2024 注目選手は?
- 高校サッカー選手権2024 優勝候補は?
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高校サッカー選手権2024注目選手
ここでは、全国高校サッカー選手権2024注目選手7人と現段階でJリーグや海外チームに内定が決まっている選手のリストを紹介していきます。
高校サッカー選手権2024注目選手7人
全国高校サッカー選手権2024注目選手はこちら▽
以上の7人が、全国高校サッカー選手権2024注目選手です。
1人ずつ紹介していきます。
名和田我空選手(神村学園高校)
- 名前:名和田我空(なわたがく)
- 出身地:宮崎県
- 生年月日:2006/7/29
- 身長/体重:171/62
- ポジション:MF/FW
- Uー15所属先:神村学園中等部
6月に行われたAFCUー17アジアカップで、Uー17日本代表の優勝に大きく貢献し、大会得点王とMVPを獲得する活躍をしました。
そして、11月に行われたFIFAUー17ワールドカップラウンド16対スペイン戦で同点ゴールをたたき込む等、次代の日本代表を引っ張っていくような選手です。
その評価は日本だけではなく海外でも高く評価されており、イギリスガーディアン紙が選ぶ「世界の次世代を担うタレント60人」にも選ばれました。
体格に恵まれているタイプではないですが、フィジカルがしっかりしていて、海外の同年代の選手相手でも当たり負けすることが無く、パス、ドリブル、シュート、オフザボールの動き全てに可能性を感じさせられる選手です。
特に2023年の活躍が素晴らしく、全国高校サッカー選手権2024で最も注目される選手となるでしょう!
吉永夢希選手(神村学園高校)
- 名前:吉永夢希(よしながゆめき)
- 出身地:熊本県
- 生年月日:2006/2/22
- 身長/体重:177/67
- ポジション:DF/MF
- Uー15所属先:ソレッソ熊本Uー15
FIFAUー17ワールドカップのメンバーで、左サイドバック、左サイドハーフ両方をこなせる万能型の選手です。
左サイドを駆け上がるスピードとドリブル技術だけではなく、パスやクロスの精度も正確なものがあり、守備の技術も高いレベルにあるので、攻守両面において活躍が出来る選手です。
2024年2月には、元日本代表鈴木隆行氏や日本代表伊東純也選手が所属していたベルギーリーグKRCヘンクに所属することが内定していて海外での活躍も期待できます。
高岡伶颯選手(日章学園高校)
- 名前:高岡伶颯(たかおかれんと)
- 出身地:宮崎県
- 生年月日:2007/3/12
- 身長/体重:165/58
- ポジション:FW/MF
- Uー15所属先:三股中学校
体格的に恵まれた選手ではないですが、スピードが武器で、前線から相手に激しくプレスを掛けボールを奪いに行くことが得意です。
現日本代表の前田大然選手のように諦めず前線からしつこくプレスを掛け続ける姿は目を見張るものがあります。
前線からのプレスだけではなく、スピードを活かした裏への抜け出しや得点感覚も抜群で、2023年11月に行われたFIFAUー17ワールドカップでは2得点を決める活躍を見せています。
谷川勇獅選手(青森山田高校)
- 名前:谷川勇獅(たにかわゆうし)
- 出身地:青森県
- 生年月日:2006/6/16
- 身長/体重:173/68
- ポジション:MF
- Uー15所属先:ウインズFCUー15
2年生ながら超名門校である青森山田高校でエースナンバーの10番を任された選手で、その期待値の高さは折り紙付きです。
雪国で培われた足腰の強さとフィジカルの強さが武器で迫力のあるプレーでチームを引っ張り前進させることが出来ます。
その他に視野の広さを活かしたパス精度や自ら持ち込んでゴールを決めきることが出来るプレーも魅力的な将来有望な選手の1人です。
山口豪太選手(昌平高校)
- 名前:山口豪太(やまぐちごうた)
- 出身地:埼玉県
- 生年月日:2007/4/24
- 身長/体重:170/59
- ポジション:MF
- Uー15所属先:FC LAVIDA
今年の1年生で注目度が一番なのが、山口豪太選手です。
昌平高校の下部組織にあたると言われているFC LAVIDAに所属していた中学校3年生の段階で飛び級で昌平高校の試合に出場していたり、入学後は主力としてチームをけん引しています。
また、各世代の日本代表でも主力として活躍しており、飛び級で参加したAFCUー17アジアカップでは、インド戦で悪漢のミドルシュートをたたき込む等、ユース年代でも世界で通用するプレーを見せつけました。
どの技術も平均的にレベルが高く、これからの成長と可能性が期待できる選手です。
久保遥夢選手(前橋育英高校)
- 名前:久保遥夢(くぼはるむ)
- 出身地:群馬県
- 生年月日:2007/6/18
- 身長/体重:181/70
- ポジション:DF
- Uー15所属先:前橋FC
1年生ながら身長が181cmと体格に恵まれており、空中戦での強さは1年生とは思えないほど迫力があります。
空中戦の強さだけではなく、足元の技術も高い物があり、1年生ながら名門校である前橋育英で試合に出るチャンスを多く与えられていて期待値の高さがうかがえます。
まだまだ、粗削りな所がある選手ですが、この先の伸びしろがあり、身体ももっと成長してくると思いますので、世界に通用するDFに慣れる素質を持った選手です。
雨野颯真選手(前橋育英高校)
- 名前:雨野颯真(あまのそうま)
- 出身地:東京都
- 生年月日:2006/1/15
- 身長/体重:185/79
- ポジション:GK
- Uー15所属先:FC杉野Jr.ユース
Uー17日本代表にもよく呼ばれることが多い選手で、「死ぬこと以外はかすり傷」というのをモットーとしている果敢な飛び出しと相手やボールを恐れないプレーが武器の選手です。
また、現代GKに必要とされている足元の技術もしっかりしていて、正確なロングフィードやしっかりと後方から繋げられるというのも魅力な大型GKです。
その闘志で前橋育英を気持ちの面から引っ張っています。
高校生2024Jリーグ・海外内定者リスト
この記事を書いている2023年12月7日現在、2024年Jリーグや海外クラブに内定が決まっている選手はこちらです▽
高校サッカー出身▽
- 郡司璃来(市立船橋高校):FW→清水エスパルス
- 尾野優日(日大藤沢高校):DF→水戸ホーリーホック
- 中村圭佑(静岡学園高校):GK→東京ヴェルディ
- 高田優(静岡学園高校):MF→徳島ヴォルティス
- 神田奏真(静岡学園高校):FW→川崎フロンターレ
- 藤井葉大(飯塚高校):DF→ファジアーノ岡山
- 碇明日麻(大津高校):MF→水戸ホーリーホック
- 西丸道人(神村学園高校):FW→ベガルタ仙台
- 吉永夢希(神村学園高校):DF/MF→KRCヘンク(ベルギー)
- 芹生海翔(鹿児島城西高校):MF→藤枝MYFC
- 中野力瑠(桐生第一高校):DF→ザスパクサツ群馬
- 梅木怜(帝京高校):DF→FC今治
- 横山夢樹(帝京高校):MF→FC今治
- 齋藤俊輔(桐光学園高校):MF→水戸ホーリーホック
- 國武勇斗(興国高校):MF→奈良クラブ
- 宮原勇太(興国高校):MF→グールニク・ザブジェ(ポーランド)
- 松下衣舞希(宮崎日大高校):DF→横浜FC
J下部組織・クラブチーム出身▽
- 出間思努(北海道コンサドーレ札幌Uー18):FW→北海道コンサドーレ札幌
- 上林大誠(モンテディオ山形ユース):GK→モンテディオ山形
- 千葉 虎士(モンテディオ山形ユース):DF→モンテディオ山形
- 早川隼平(浦和レッズユース):MF→浦和レッズ
- 谷田壮志朗(ジェフユナイテッド千葉Uー18):DF→ジェフユナイテッド千葉
- 高崎天史郎(QUON FD):MF→FC町田ゼルビア
- 小林将天(FC東京Uー18):GK→FC東京
- 白井亮丞(東京ヴェルディユース):FW→東京ヴェルディ
- 由井航太(川崎フロンターレUー18):MF→川崎フロンターレ
- 林賢吾(横浜FCユース):DF→横浜FC
- 永田滉太朗(横浜FCユース):MF→横浜FC→オリベイレンセ(ポルトガル2部)レンタル移籍
- 石井久継(湘南ベルマーレUー18):FW→(湘南ベルマーレ)
- 大竹優心(アルビレックス新潟Uー18):MF→アルビレックス新潟
- 石山青空(アルビレックス新潟Uー18):MF→アルビレックス新潟
- 舩橋京汰(ジュビロ磐田Uー18):FW→愛媛FC
- ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋グランパスUー18):GK→名古屋グランパス
- 鈴木陽人(名古屋グランパスUー18):MF→名古屋グランパス
- 貴田遼河(名古屋グランパスUー18):FW→名古屋グランパス
- 飯田陸斗(京都サンガF.C.Uー18):DF→京都サンガF.C.
- 喜多壱也(京都サンガF.C.U-18):DF→京都サンガF.C.
- 張奥林(ガンバ大阪ユース):GK→ガンバ大阪
- 本間ジャスティン(ヴィッセル神戸Uー18):DF→ヴィッセル神戸
- 末永透瑛(レノファ山口FCUー18):FW→レノファ山口FC
- 馬越晃(FC今治Uー18):MF→FC今治
- 官澤琉汰(ギラヴァンツ北九州U-18):MF→ギラヴァンツ北九州
- 北島郁哉(サガン鳥栖Uー18):DF→サガン鳥栖
- 堺屋佳介(サガン鳥栖Uー18):FW→サガン鳥栖
- 西村蓮音(V・ファーレン長崎Uー18):MF→V・ファーレン長崎
- 七牟禮蒼杜(V・ファーレン長崎Uー18):FW→V・ファーレン長崎
- 小野俊輔(大分トリニータUー18):DF→大分トリニータ
- 松岡颯人(大分トリニータUー18):MF→大分トリニータ
- 木許太賀(大分トリニータUー18):FW→大分トリニータ
- 小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFCUー18):DF→鹿児島ユナイテッドFC
- 幸喜祐心(FC琉球Uー18):MF→FC琉球
2023年12月7日現在、2024年に卒業する高校生の中で、Jクラブ及び海外クラブに内定決まっている選手は以上の51名となっています。
高校サッカー選手権2024優勝候補予想
ここでは、高校サッカー選手権2024の優勝候補チームを紹介していきたいと思います。
筆者が選ぶ優勝候補の高校はこちら▽
- 青森山田高校
- 明秀日立高校
- 尚志高校
- 静岡学園高校
- 前橋育英高校
- 神村学園高校
以上の6校が筆者が選ぶ高校サッカー選手権2024の優勝候補だと思う高校です。
1校ずつ紹介していきたいと思います。
青森山田高校
総合力は高校サッカー界でも下部組織含め1,2を争うチーム力を有する高校です。
前年度までチームを長年率いていた黒田剛監督がJリーグ町田ゼルビアの監督に就任し、監督が代わりましたが、チーム力は前年度までと全く見劣りすることもないですし、プリンスリーグプレミアEASTでも首位とリーグ戦でも無類の強さを誇る選手層は優勝候補筆頭と言っても過言ではないです。
夏のインターハイ全国大会ではまさかの3回戦敗退となってしまいましたが、その雪辱にも燃えているので死角は少ないでしょう!
明秀日立高校
2023年夏のインターハイ王者で、優勝候補である青森山田高校や静岡学園高校を破っての優勝ですので、その実力はフロックではないと思います。
選手個々の能力では、他の優勝候補のチームには劣りますが、チームとしてのコンセプトが浸透しており、相手チームを研究し、相手チームの長所を消す試合運びは素晴らしいものがあります。
高校サッカー選手権2024では、相手チームに研究される立場となりますが、それを跳ね返して優勝する可能性は十分にあります。
尚志高校
前線に世代トップクラスの選手を数多くそろえる高校で、その破壊力で4年ぶりに復帰したプリンスリーグプレミアEASTでも青森山田高校に次ぐ2位となっています。
リーグ戦を戦い抜ける選手層も魅力で、前線だけではなく、守備も安定した働きが出来る選手が揃っているので、勢いに乗ったら優勝まで行けそうです。
静岡学園高校
各ポジションに世代トップクラスの選手が揃っており、チームとしての総合力は、他の名門校とそん色ない選手をそろえています。
Jリーグの下部組織のレベルの高いプリンスリーグプレミアWESTでも3位に食い込んでおり、チームの選手層の厚さを随一です。
伝統的に個人技に重きを置くスタイルで、見ていて楽しく強いサッカーが魅力です。
前橋育英高校
守備陣に世代トップクラスの選手が数多くいて、堅い守備からの素早いカウンターが持ち味です。
プリンスリーグプレミアEASTでは、思うような成績を残せませんでしたが、堅い守備は一発勝負の高校サッカー選手権でこそ発揮されると思います。
守備陣が崩れなければ優勝も目指せるでしょう!
神村学園高校
この世代トップクラスの選手を数多く有しているのが神村学園高校です。
毎年コンスタントに高校サッカー選手権で上位に食い込んでいますが、今大会は今までで一番のタレントが揃っていて、青森山田と並んで優勝候補筆頭と言っても過言ではないチームです。
攻撃的なチームで、攻撃力に関しては、ユースを含めた高校サッカー界で一番ではないかと思います。
まとめ
ここまで、高校サッカー選手権2024注目選手、優勝候補にあげられるチームを調査し、まとめて来ました。
高校サッカー選手権2024が高校最後の大会となる3年生にも有力な選手がたくさんいますが、2024年11月に開催されたFIFAUー17ワールドカップ2023で活躍した2年生年代にも有力な選手がたくさんいます。
各Jクラブの下部組織が充実してきた影響もあって、高校サッカー界に有力選手が集まらないと言われることもありますが、高校サッカーで実力をつけてプロやサッカー日本代表まで上り詰めた選手もたくさんいます。
ですので、高校サッカー選手権2024では、未来の日本代表になるかもしれない選手を見つけ出すのも楽しみの一つではないでしょうか?
高校サッカー選手権は、一発勝負のトーナメントなので波乱が起きる事もありますが、優勝候補として最有力なのは、総合レベルが非常に高い青森山田高校だというのが筆者の予想です。
プリンスリーグプレミアEASTでも選手層の厚さやチームとしてのレベルの高さを見せつけ、首位をキープしています。
Jクラブの下部組織も参加するプリンスリーグプレミアは、リーグのレベルが高校サッカー界で一番高く、そこでも圧倒的な強さを見せているので、その強さは一発勝負でも死角は少なそうです。
他には、世代トップの選手をそろえる神村学園高校、夏のインターハイで青森山田高校や静岡学園高校といった今大会でも優勝候補に挙げられるチームに勝って優勝した明秀日立高校、プリンスリーグプレミアWESTで高校チームとしては最上位の3位となっている静岡学園高校、世代トップクラスの選手を有する尚志高校や前橋育英高校辺りが優勝候補ではないかと予想します。
未来の日本代表候補が見れるかもしれない高校サッカー選手権2024は、2023年12月28日開幕です!
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— 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) August 13, 2023
⚽️第102回全国高校サッカー選手権大会
📣応援リーダーは浅野拓磨選手に決定!
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🏆90回大会 準優勝&得点王&優秀選手
🌏J1広島を経てドイツやセルビアでプレー
🇶🇦カタールW杯 ドイツ戦決勝ゴール#高校サッカー#選手権#応援リーダー#浅野拓磨 pic.twitter.com/cYdBx9JjsR
- 高校サッカー選手権2024 2023年11月に開催されたFIFAUー17ワールドカップで活躍した名和田我空選手や高岡伶颯選手を始め、レベルの高い注目選手が多数いる
- 高校サッカー選手権2024 総合レベルの高い青森山田高校が優勝候補筆頭で、世代トップクラスの選手が多くいる神村学園高校、尚志高校、静岡学園高校、前橋育英高校の他に夏のインターハイ全国大会を制した明秀日立高校が優勝候補予想