侍ジャパンのエースとして活躍されている大谷翔平選手。
ピッチャー、そしてバッターとして二刀流で試合に挑まれていますが、ピッチャーとしてマインドに立つ際に指をぺろっと舐める仕草が気になった人も多いのではないでしょうか?
指をぺろっと舐める仕草「指ぺろ」は大谷翔平選手だけなのか、他のピッチャーもしているのか気になります。
また、マナー違反とならないのか、WBCの規則の面からも調査していきたいと思います。
この記事は「大谷翔平の指ぺろはなぜ?理由は5つとマナー違反やWBC規則も調査!」と題してお伝えしていきます。
■大谷翔平の指ぺろの理由5つ!
■大谷翔平の指ぺろはマナー違反?
■大谷翔平の指ぺろWBC規則ではどう?
では見てみましょう!
大谷翔平の指ぺろの理由3つ!
大谷翔平選手がマウンド立つ際、指をぺろっとした仕草が見られます。
この指ぺろの理由は5つ考えられます。
①ロジンの代わり
②ロジンを落とす
③摩擦を増やす
④クセになっている
⑤ルーティーンにしている
それでは詳しく解説していきます。
①ロジンの代わり
大谷翔平選手の指ぺろの理由1つ目は、「ロジンに代わり」のための仕草だと考えられます。
投球でボールを握る手を滑りにくくするために、ピッチャーが手に付ける粉が入ったロジン(ロージン)バッグがあります。
このロジンを使用することで、滑りにくくすることは可能ですが、ロジンがボールに付着すると反則とみなされてしまうことがあるんです。
当然、手にロジンをつけて投球すると、ボールに付着してしまう可能性も高くなります。
大谷翔平選手は、反則になるのを防ぐためにロジンを使用せず、自分の指をぺろっと舐めて唾をつけることによって滑り止め効果を出しているのです。
ちなにみこのロジンは、野球だけでなくテニスやゴルフなどでも使用されています。どちらの競技も手を滑らせないための対策でしょう。
主に手に汗をかいた時、除湿が目的で使用されています。
②ロジンを落とす
大谷翔平選手の指ぺろの理由2つ目として考えられるのは、ロジンを落としている可能性もあります。
一度ロジンを手につけ、そして指についたロジンがボールに付着しないよう、指でロジンを落としているとも考えられるのです。
これも先ほどお伝えしたように、反則とならないよう対策を取られているのでしょう。
③摩擦を増やす
大谷翔平選手の指ぺろの理由3つ目は、「摩擦を増やすため」となります。
投球の際、摩擦をより多く発生させることで、回転率が上がった速球は勢いを増すと言われています。
また、変化球も鋭くなったりと摩擦力はかなり需要となるのです。
このため大谷翔平選手は、指を舐め、唾をつけることによって手に適度な湿度をつけていることも考えられます。
手についたロジンを落とすために指をなめている
手にロジンが付いた状態でボールを触ってしまうと、当然ボールにロジンがついてしまいます。
反則にならないように、指を舐めてロジンを落とすということもあるそうですよ。
④クセになっている
大谷選手が指をペロッと舐める理由4つ目として考えられるのは、クセになっているということです。
投球する前に、どうしても癖づいてしまっていることも考えられます。
一度癖づいてしまうと、なかなか辞められません。
ましてや集中している時、次は指ぺろをやめようなんて考えられませんね。
⑤ルーテーンにしている
5つ目の可能性として、ルーティーンで行っている可能性もあります。
スポーツ選手の中には、ある一定の行動などルーティーンにされていたり、集中するためにこの行為を行うと決めている選手もいます。
大谷翔平選手も、過去にこの指ぺろをしたことによっていい球が投げられたなど、自分の中で何か決めているのかもしれません。
メジャーリーグに入ってから、指ぺろが多くなったと言われています。
メジャーリーグで、力を発揮するための験担ぎ?と思ってしまいますね。
大谷翔平の指ぺろはマナー違反?
大谷翔平の指ぺろはマナー違反なのでしょうか?
どれほど素晴らしい選手だからといっても、印象的には少し悪いような気がしますね。
目立つほどの行為であればマナー違反となりますが、大谷翔平選手の場合は止められているほどでもないのでOKの範囲内なのでしょう。
しかし、これ以上に目立ってしまうとマナー違反となる可能性も考えられますね。
相手選手がどう思うかが重要なので、ファンとしては見守っていきましょう。
大谷翔平の指ぺろWBC規則ではどう?
大谷翔平の指ぺろですが、WBC規則ではどうなのでしょうか?ルール違反となるかも気になるところです。
WBCの規則違反かどうか、はっきりした答えはわかりませんでした。
しかし実際に、大谷翔平選手が指ぺろをしても反則となることはなかったので、違反ではないのでしょう。
では、メジャーリーグではどうなのでしょうか?
ボールに唾液など付着したまま投げることは「ルール違反」となります。しかし投球する前にキレイに拭いたり、ピッチャーマウンドに上がる前ならルール違反にはなりません。
反則となるのは、投手がボールに唾や汗をつけて投げると、鋭い変化球になることが理由です。
唾液が付いたボールを投げると「スピットボール」という不正投球になり、危険な変化球となるので禁止されています。
不正投球のルール違反をした場合、警告や罰則があります。
<不正の場合>
- 警告を受ける
- 退場処分になる
- 「ボール」宣告を受ける
<注意のみの場合>
- マウンド上で指を舐めた場合、ボールが交換
不正投球については、審判員の判断によって警告や退場処分が決まります。
前行でもロジンがボールの付着した時は違反になることをお伝えしましたが、どんな反則になるのか見てみましょう。
ボールにロジンが付着し審判が反則とみなした場合
- 即座に退場
- 10試合の出場停止処分を課せられる可能性あり
かなり厳しい罰則があるのですね。
まとめ
今回は「大谷翔平の指ぺろはなぜ?理由は5つとマナー違反やWBC規則も調査!」として紹介しました。
大谷翔平選手の指ぺろの理由は5つあります。
①ロジンの代わり
②ロジンを落とす
③摩擦を増やす
④クセになっている
⑤ルーティーンにしている
これらのどれかの可能性が高いですね。
またこの指ぺろですが、大谷翔平選手は違反とまではなりません。
反則とみなされるルールも紹介しました。
大谷翔平選手もそこは熟知されているので、すばらしい投球されることを応援したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!