世界で初めて四回転アクセルを成功させたイリア・マリニン選手。
いま最も注目されているフィギュアスケート選手ですが、イリア・マリニン選手、ご両親も元フィギュア選手とのこと。
イリア・マリニンさんの両親は現在コーチを務めておられますが、かつて大活躍した選手だったのです。
そんな両親から誕生されたのがイリア・マリニンさんなんです。
まさにフィギュア界のエリートということですね!
そんな活躍されるイリア・マリニンさんですが、国籍はどこなのか、家族構成も気になる人が多いのではないでしょうか?
この記事は「イリア・マリニンの両親はコーチで元フィギュア選手!国籍や家族構成も!」というタイトルでご紹介していきいます。
- イリア・マリニンの両親について
- イリア・マリニン父親のロマン・スコルアコフについて
- イリア・マリニン母親のタチアナ・マリニナについて
- イリア・マリニンの国籍はどこ?
- イリア・マリニンの家族構成は?
では早速見ていきましょう。
イリア・マリニンさんのご両親は元フィギュア選手でコーチ!
イリア・マリニンさんのご両親について紹介します▼
父親:ロマン・スコルアコフ
母親:タチアナ・マリニナ
イリア・マリニンさんの両親は、かつては素晴らしいフィギュアスケート選手でした。
多くの大会やオリンピックにも出場し、数々の賞を獲っていたのです。
現在はフィギュアスケートを事実上引退し、コーチとして活躍しています。
現役を退いてもスケートリンクを離れなかったんですね。
もともと、このお二人は互いのコーチでもありました。
当初はタチアナさんがロマンさんのコーチを務め、後にロマンさんがタチアナさんのコーチに、と、まさに公私ともにパートナーだったお二人は、2000年1月に結婚。
2004年にイリア・マリニンさんが生まれ、彼が6歳になってから息子さんのコーチを務めていました。
現在は娘のリザさんのスケートコーチもしているそうです。
イリア・マリニンさんの父親はロマン・スコルアコフ
イリア・マリニンさんのちちイリア・マリニンさんのちち
ロマン・スコルニアコフさんは1976年2月17日、ロシアのスヴェルドロフスク州で生まれました。
フィギュアスケートを始めたのは4歳の頃だそうです。
その後、数々の大会などで素晴らしい成績をおさめています。
どんな活躍をされていたか、まとめてみました。
~1995年 | ロシア選手 |
1996年 | ウズベキスタンに男子シングル選手として所属(イリア・マリニン選手と一緒に) |
1996~1997年 | 世界選手権に出場 |
1997~1998年 | ISU(国際スケート連盟)グランプリシリーズに参加 |
1998年 | 長野オリンピックに出場 |
2001~2002年 | ソルトレイクシティオリンピック(二度目)で19位 |
2003年 | 世界選手権として活動 |
長野オリンピックに出場されていたんですね!
日本人として何となく嬉しくなってしまいませんか?
ちなみに、2004年以降は活動をしていませんが、はっきりと引退したわけではありません。
事実上の引退という形を取ったようです。
タチアナ・マリニナさんとは2000年1月に結婚、イリア・マリニンさんは2004年に生まれていますから、いろいろと思うところもあったのかもしれませんね。
以降はフィギュアスケーターのコーチとして活動していました。
そしてイリア・マリニンさんが6歳になった2010年ごろから息子さんのコーチを務めることになります。
父親として日々、感無量だったのではないでしょうか。
イリア・マリニンさんの母親はタチアナ・マリニナさん
タチアナ・マリニナさんは1973年1月28日、ロシアのノヴォビルスクで生まれました。
のちに夫になるロマン・スコルニアコフさんより3つ年上ですね。
何歳ごろスケートを始めたのかは調べてもわかりませんでしたが、もともとはロマン・スコルアコフさんのコーチでした。
たった3歳の差でコーチができてしまうとは、才能を感じさせますね。
そんなタチアナ・マリニナさんの活躍を一覧表にしてみました。
1992~1993年 | ウズベキスタンのエース、トップ。引退するまでずっと選手権で優勝 |
1997~1998年 | 長野オリンピックで8位 |
1998~1999年 | GPNHK杯(NHK杯国際フィギュアスケート競技大会)、ISUグランプリでファイナル、四大陸フィギュアスケート選手権で優勝 |
1998年 | スケートアメリカ(アメリカ合衆国主催の国際大会)で5位 |
1999年 | 同大会で4位(自己ベスト更新) |
2001~2002年 | NHK杯で再び入賞 |
2001年 | ソルトレイクシティオリンピックに出場するも風邪により棄権 |
2002年 | 長野での世界選手権出場、15位 |
毎年、何らかの賞を獲っています。
まさに華々しい経歴とはこのことですね。
フィギュアスケーターとしての引退は2002年。
本人の意思によっての引退で、長野での演技が最後となりました。
その2年後に生まれたイリア・マリニンさんのコーチを、夫のロマン・スコルアコフさんと共に務めることによって、希有なスケートの才能を伝授したのでしょう。
ルッツのお手本と言われた母タチアナマリニナさんそっくりのルッツを4回転で跳ぶイリアマリニン君✨ https://t.co/qUSSVexKFt
— 晴夜 (@azayakanablue) July 2, 2022
美しいですね!
もちろんイリア・マリニンさんの想像を絶する努力あってのパフォーマンスですが、生まれながらに最高のコーチに恵まれたことも、ご両親のために忘れないでいたいですね。
イリア・マリニンさんの国籍はどこ?
既に書いた通り、イリア・マリニンさんの国籍はアメリカ合衆国です。
現在はバージニア州のフェアファックスに住んでいます。
しかし、父親であるロマン・スコルアコフさんと母親タチアナ・マリニナさんはロシア国籍のままです。
何故かというと、両親である2人がアメリカに拠点を移したのは長野オリンピック直後の1998年。
イリア・マリニンさんはそれから6年後の2004年生まれですから、自然にアメリカ国籍になったわけです。
家族で国籍が違うというのは、日本人の感覚からするとピンと来ませんが、多国籍のアメリカならではのことなのですね。
イリア・マリニンさんの家族構成は?
イリア・マリニンさんの家族構成を見てみましょう。
父親:ロマン・スコルアコフ
母親:タチアナ・マリニナ
本人:イリア・マリニン
妹:リザ
四人家族なんですね。
イリア・マリニンさんにはリザさんという妹さんがいます。
リザさんとイリア・マリニンさんは10歳差とのこと。
2023年10月現在、イリア・マリニンさんは18歳ですから、リザさんは8歳ということになります。
素敵なお兄ちゃんを持って誇らしい気分でいるでしょうか。
リザさんもスケートをやっていて、ご両親がコーチを務めているとのことなので、いつかその姿をスケートリンクで見る日が来るかもしれません。
わくわくしますね!
まとめ
今回はイリア・マリニンさんのコーチを務めたご両親や家族、国籍についてご紹介しました。
ご両親はイリアさんのコーチを務めましたが、それも元々、本人が優れたスケート選手だったからなんですね。
現在は四人家族でアメリカに住んでいます。
イリア・マリニンさんはアメリカ国籍で、現在、アメリカ代表として活躍していますが、ご両親はロシア国籍。
恐らく妹のリサさんもアメリカ国籍ですね。
ただ、これに関してははっきりと確認はとれていません。
いかがでしたか?
イリア・マリニンさんというと、四回転アクセルのことばかり注目してしまいますが、バックグラウンドもとても興味深い方なんですね。
現在、スケートのコーチを両親から受けている妹さんのリサさんのデビューの可能性も含め、これからも目が離せません!