2023年11月のFIFAワールドカップアジア2次予選にサッカー日本代表に初召集され注目されている佐野海舟選手。
素晴らしい代表デビューを飾った佐野海舟選手の出身校や経歴、プレースタイルやポジションについて気になったサッカーファンも多いでしょう!
佐野海舟選手は、鳥取県のサッカー名門校米子北高校出身です!
そんな作家名門校出身の佐野海舟選手ですが、アンダー世代を含むサッカー日本代表に召集された経験が今までなく、今回の初召集がアンダー世代を含めた日本代表初召集となりました。
この記事では、佐野海舟選手の出身校やプレースタイル、ポジションやサッカー経歴についてまとめていこうと思います。
サッカー日本代表デビューを飾った佐野海舟選手の今後の活躍に注目です!
- 佐野海舟 米子北高校出身?
- 佐野海舟 プレースタイルやポジションは?
- 佐野海舟 サッカー経歴は?
佐野海舟の出身高校は米子北
佐野海舟選手は、鳥取県にあるサッカー名門校米子北高校出身です!
米子北高校サッカー部は、県内屈指の強豪校で、全国大会でも実績を残していて、インターハイ全国大会では2009年と2021年に準優勝、全国高校サッカー選手権大会でも2017年にベスト8という成績で、県内だけではなく全国的に見ても強豪校ととして有名な高校です。
卒業生には、元サッカー日本代表DF昌子源選手や佐野海舟選手、佐野海舟選手の弟で現在オランダリーグNECナイメヘンに所属している佐野航大選手等、多数のプロサッカー選手を輩出しています。
米子北高校に入学した佐野海舟選手は、1年生からレギュラーとして活躍し、3年連続でインターハイ全国大会、全国高校サッカー選手権に出場しています。
1年生の時から強豪校でレギュラーの座を勝ち取るという実績を残していた佐野海舟選手でしたが、アンダー世代の日本代表に選ばれることはありませんでした。
高校卒業後は、声がかかったJ2リーグFC町田ゼルビアに入団することになります。
佐野海舟のプレースタイル
佐野海舟選手のプレースタイルですが、中盤の底で、相手の攻撃の芽を摘む守備が魅力です。
2023年11月16日ミャンマー戦でも見られたセカンドボールを回収する動きを含めた危機察知能力の高さ、空間認識能力の高さが一番の武器になっていると思います。
この能力の高さにより、相手の攻撃をいち早く察知し、高い位置でボールを奪取することが出来るので、素早い攻撃に移ることが出来ます。
所属チームの鹿島アントラーズでは、前線に能力の高い選手が多いため、佐野海舟選手が高い位置でボール奪取し、すぐさま攻撃に切り替えられる早さがチームとしての武器になっています。
また、フィジカルも強く、空中戦にも強いのでセカンドボールの回収だけではなく、自らが体を張ってタックルやインターセプトでボール奪取することも得意です。
攻撃面では、縦への推進力やビルドアップもでき、ボール奪取後には、しっかりと前線にボールを供給し、起点となる動きもできます。
佐野海舟のポジション
佐野海舟選手は、鹿島アントラーズでも日本代表でも主に守備的なボランチとしてプレーすることが多いです。
ボランチというポジションは、攻撃と守備両方の能力が求められ、守備と攻撃のつなぎの役割も担います。
どちらも優れている選手が務める事がベストですが、2ボランチや3ボランチのフォーメーションになると、攻撃に重きを置くボランチと守備に重きを置くボランチの2人ないし、3人を起用することにより、役割分担がはっきりとして選手も動きやすくなったりします。
佐野海舟選手は、守備に重きを置くボランチで、3ボランチ時には、アンカーの位置でプレーすることが多く、ボールをつないだりすることも可能ですが、どちらかというと守備の場面で活躍することが多い選手です。
また、その高い守備能力を活かすためにDFラインのポジションもこなすことができ、センターバックはもちろんの事、左右両サイドバックで起用されることもあります。
ボランチより後ろのポジションをGK以外すべてこなせるユーティリティさも武器となっており、チームにいると助かるタイプの選手です。
・こぼれ球ほとんど回収する
— ア ル ミ ン (@aruminmin67) November 13, 2023
・前への推進力がすごい
・守備範囲広い
・サイドバックもできる
・スピードもある
・視野広い
・フルネームで呼びたくなる
・弟もいずれ日本代表に入れる実力
Jリーグで1番いいボランチは佐野海舟だと思います
pic.twitter.com/Zr3lQhWBev
佐野海舟の経歴
ここでは、佐野海舟選手のサッカー経歴についてまとめていきたいと思います。
幼少期~中学時代
佐野海舟選手がサッカーを始めたのは3歳の時で、地元岡山県津山市にあるFC viparte (ヴィパルテ)のコーチを務めていた父親の影響からでした。
小学校に上がると、父親がコーチを務めるFC viparte(ヴィパルテ)に入団し、U-12、Uー15と中学生までFC viparte(ヴィパルテ)でサッカーを続けました。
クラブのスローガンとして「みんなで一緒にサッカーを楽しみましょう!」という物があり、小学生、中学生と楽しみながらサッカーの技術を学んだようです。
また、弟でオランダリーグNECナイメヘン所属のUー20日本代表の佐野航大選手と中学生まで毎日のように練習以外で、1対1で勝負することをしていたようで、その結果、佐野海舟選手は、守備能力が上がり、弟の航大選手は攻撃能力が上がったようです。
FIFAワールドカップ2026で、もしかしたら兄弟で日本代表として出場する可能性もあるので、弟の佐野航大選手にも注目です。
高校時代
中学卒業後は、鳥取県にあるサッカー名門校米子北高校に入学。
1年生からレギュラーに抜擢され、2年生時には、エースナンバーである10番を任され、3年生時にはキャプテンを務める等、常にチームの中心となって3年連続でインターハイ全国大会、全国高校サッカー選手権に出場するという活躍を見せてきました。
佐野海舟選手の豊富な運動量は、高校時代に砂浜で走り込みをした成果だという話があり、フィジカルの強さや豊富な運動量といった武器は、高校生の時に培われたものです。
FC町田ゼルビア時代
高校を卒業した2019年、J2リーグFC町田ゼルビアに入団します。
プロ1年目の2019年5月5日J2リーグ水戸ホーリーホック戦にサイドバックとして途中出場し、公式戦デビューを果たします。
2019年シーズンは、本職のボランチではなく、左右両サイドバックで出場機会を増やし、不慣れなポジションながら定位置を確保します。
サイドバックやセンターバックという慣れないポジションでプレーすることが多かった1年目ですが、不慣れなポジションをプロの世界で経験したことによりプレーの幅が広がり、佐野海舟選手のスキルアップにもつながったようです。
2年目の2020年からは、ボランチのレギュラーとしてチームに貢献し、2020年9月6日J2リーグFC琉球戦でプロ初ゴールを記録し、2022年には、90分間のボール奪取回数でJ2リーグ1位の20回を記録する等、J2トップクラスのボランチとして認められた佐野海舟選手は、2022年シーズンオフにJ1鹿島アントラーズへ完全移籍を果たしステップアップに成功します。
鹿島アントラーズ~現在
2022年シーズンオフにJ1鹿島アントラーズに移籍が決定し、2023年から戦いの舞台をJ1リーグに変わった佐野海舟選手は、持ち味の守備能力をいかんなく発揮し、J1でもその能力が通用することを証明しています。
即戦力として期待され移籍してきた佐野海舟選手は、開幕からボランチの位置でレギュラーを確保すると、中盤の底の位置でチームを支え、2023年9月2日のJ1リーグ湘南ベルマーレ戦でJ1初ゴールを決め、ここまで1試合平均のインターセプト回数が0.6とJ1リーグ3位のスタッツを記録しており、J1挑戦1年目から持ち味を十分に活かしたプレーを披露しています。
J1でも通用する活躍を見せていた佐野海舟選手は、2023年11月FIFAワールドカップ2026アジア2次予選、ミャンマー戦、シリア戦に向けたサッカー日本代表に追加召集ながら初召集されました。
アンダー世代でも代表に選ばれたことが無かった佐野海舟選手は、日の丸を背負って多々書くのは今回が初めてで、2023年11月16日対ミャンマー戦の後半開始から鎌田大地選手と交代で試合に出場し、日本代表として初出場することが出来ました。
後半から登場した佐野海舟選手でしたが、持ち味である危機察知能力でセカンドボールを次々と回収し、攻撃に繋げる役割をしっかりと行い、相手チームのシュートを0本に抑える試合に大きく貢献しました。
普段はJリーグを見ないサッカーファンは佐野海舟選手のプレーを見て、現日本代表代表キャプテンの遠藤航選手の後継者が現れたと大きな話題となりました。
佐野海舟選手の鹿島アントラーズや日本代表での活躍を受けて、今後は弟である佐野航大選手のように海外での活躍も見てみたい今注目の若手ボランチになっています。
まとめ
ここまで、J1鹿島アントラーズ所属のサッカー日本代表MF佐野海舟選手の出身高校、プレースタイル、ポジション、サッカー経歴についてまとめて来ました。
鳥取県のサッカー名門校米子北高校出身の佐野海舟選手は高校時代、1年生からレギュラーを獲得し、2年生時にはエースナンバーである10番をつけ、3年生ではキャプテンを務めるといった活躍を見せ、3年連続でインターハイ全国大会、全国高校サッカー選手権に出場しました。
高校卒業後はプロの世界に飛び込み、J2FC町田ゼルビアに入団します。
FC町田ゼルビアでも1年目からレギュラーとして活躍し、2022年にはJ2リーグ1位の90分間のボール奪取回数20回を記録する等、J2トップクラスのボランチとして活躍し、2022年シーズンオフにJ1過疎間アントラーズに完全移籍してステップアップに成功します。
2023年シーズンは鹿島アントラーズでもボランチとして定位置を確保しJ1リーグ3位の1試合平均のインターセプト回数0.6回を記録し、2023年11月FIFAワールドカップアジア2次予選のサッカー日本代表に初召集され、初出場も記録しています。
ボランチでの活躍が認められている佐野海舟選手ですが、守備能力の高さから左右両サイドバック、センターバックもこなすことができ、ユーティリティプレイヤーとしても今後活躍が期待されます。
サッカー日本代表でも衝撃のデビューを飾った佐野海舟選手の海外挑戦を含めた今後の動向から目を離せませんね!
- 佐野海舟 米子北高校出身で、1年生からレギュラーとして活躍
- 佐野海舟 危機察知能力と空間把握能力でボール奪取する能力が高く、セカンドボールをマイボールにするのが得意なボランチ
- 佐野海舟 3歳からサッカーを始め、小中学生時には父親がコーチを務めるFC viparte(ヴィパルテ)でサッカーをし、米子北高校に入学。卒業後は、J2FC町田ゼルビアに入団し、2023年J1鹿島アントラーズにステップアップし、2023年11月にサッカー日本代表に初召集される