2023年、夏の甲子園で優勝された慶應義塾高校!
100年ぶりの甲子園優勝ということでおめでたいですね!
慶應義塾高校を紹介される際に「エンジョイベースボール」という言葉を耳にします。
「エンジョイベースボール」とはどういった意味なのでしょうか?
他の野球強豪校とどう違うのか気になりますね。
今回は「エンジョイベースボールの慶應野球部!他の強豪校とどう違う?」と題してリサーチしていきます。
■慶應義塾高校の野球部、エンジョイベースボールとは?
■他の強豪校と比較!
では早速本題にいきましょう!ご覧ください!
慶應義塾高校の野球部、エンジョイベースボールとは?
慶應義塾高校の「エンジョイベースボール」とは、まず野球を楽しむことを第一にすることです。
そして、自主的に練習に取り組むことで強いチームになれるというモットーで活動されています。
エンジョイ・ベースボールとは
昭和初期に慶応大学野球部の監督を務めた腰本寿さんが、当時の日本の野球が、辛いことに耐えて勝利を勝ち取るという修行のようなものになっていたとして、スポーツ本来の明るい発想が必要だと打ち出した考え方のこと。
エンジョイベースボールについてはこちらの本の中でも紹介されています。
慶應義塾高校の野球部がこのエンジョイベースボールを取り入れているかは不明ですが、優勝時の監督のコメントで話された、これからの高校野球の新しい風になるかもしれません。
野球強豪校と比較!
慶應義塾高校野球部と、他の高校の野球部がどう違うのか比較していきたいと思います。
頭髪のスタイル
頭髪スタイルは自由です!
他の高校の野球部は、「丸刈り」「スポーツ刈り」というチームも多い中、慶應義塾高校少し長めの髪型の選手が多いです。
役割分担
慶應義塾高校野球部のチーム内には、役割分担があります。
- 学生スタッフ
- 情報収集班
- 情報分析班
選手たちがそれぞれの役割分担を果たし、積極的に取り組んでいます。
選手同士で話合う
慶應義塾高校野球部の選手は、常に選手同士で話し合って、方向性を決めていいます。
上田監督は高等部を卒業して大学進学した元部員を学生コーチとして積極的に呼美、学生コーチも器用しています。
学生コーチは選手と年齢が近いということもあって、より話しやすいという利点があります。
上下関係
慶應義塾高校野球部には上下関係が少ないようです。
1年生がトンボがけをする、といった決まり事がなく、1年生も3年生も同じようにトンボがけをします。
これはトンボがけだけでなく、ホースをまく時もですが、全員でやった方が早いだろ、という考えだそうです。
合宿時にも洗濯は1年生がする、というチームが多いようですが、慶應義塾高校は1年生が洗濯をすると先輩からお金がもらえるようです。
しかも驚きなのが、金額が5000円!びっくりですね!
ベンチ外にアドバイスをもらう
野球部に限りませんが、自分より上手い人に指導したり、アドバイスするのはタブーとされます。
しかし、慶應義塾高校野球部には全くないようです。
自分がメンバーだった場合も、ベンチ外のメンバーにアドバイスをもらいます。
人として指導してもらう。これが他の野球部との決定的な違いなようです。
メンバー外の選手は、いつもメンバーのバッティングを見ています。アドバイスではなく、見たまんまの事実を伝えてもらえ、役に立ちます。
まとめ
今回は「エンジョイベースボールの慶應野球部!他の強豪校とどう違う?」と題して紹介しました。
エンジョイベースボールとは、より楽しんで野球をすること。
そしてその、エンジョイベースボールを貫いた慶應義塾野球部には他の高校とは違う環境で野球をされていました。
その結果ズバらしい結果を残されたのでしょう。
甲子園優勝、おめでとうございます!
最後までお読みくださりありがとうございました。