2023年9月8日から開催される、ラグビーワールドカップが注目を集めています。
日本代表選手の中でも注目を浴びている選手が、李承信選手です。
朝鮮学校出身として日本代表に第1号として選ばれました。
代表合宿メンバー発表の会見で、ジョセフHCは李承信選手について「ハングリーさを持っている。常に、日本代表のジャージーが欲しいという意欲が伝わってきた」と評価しています。
そんな李承信選手の生い立ちや家族構成について気になるところですよね?
李承信選手は、どのようなご両親のもと・どのような環境の中で育ってきたのか調べてみました!
また、日本代表ではありますが、朝鮮学校に通っていたこともあり国籍が気になるところですよね?
現在の国籍は日本なのでしょうか?日本代表になるための国籍のルールも合わせてご紹介していきたいと思います。
李承信の父について
李承信の兄弟について
李承信の国籍
李承信の生い立ち
それでは早速、本題へ参りましょう♩
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李承信の父について
李承信選手の父親は、李東慶(リ・トンギョン)さんです。
右:父親 李東慶さん、左:李承信選手
https://mainichi.jp/articles/20220701/k00/00m/050/174000c
過去の経歴を辿っていくと、李東慶さんも神戸朝鮮高校・朝鮮大学に在学中にラグビー選手として活躍していたことがわかりました。
現在はラグビーを続いている訳ではなく、親戚と建設会社を経営しているそうです。
詳細は公に公表されていないのですが、建設会社は大きく分けて、「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所(建築家)」の3種類に分かれています。
いずれかの事業を経営し、成功したのではないでしょうか?
愛する妻の亡き後も再婚することなく、家族の父親であり母親代わりとしても、食事の用意や学校の送迎を懸命にしていたそうです。
そんな父親の手料理の中で李承信選手が1番好きなメニューは”トンテキ”なんだとか!
李承信の母について
李承信選手の母親は、金永福(キムヨンボク)さんです。
写真の通り、優しそうで愛情が顔に滲み出ている素敵な方ですよね。
https://mainichi.jp/articles/20230812/k00/00m/050/096000c
実は、李承信選手が小学校6年生の時に他界しています。
44歳の若さでこの世を去った金永福さんですが、”炎症性乳がん”だったと言われています。
手術を行いましたが再発する形となり、医師からも余命1年を宣告される事態になりました。
恐らく亡くなる数年前から、入退院を繰り返して闘病生活を送っていたのではないでしょうか?
処方薬でも十分な効果が得られなければ、精神状態も徐々に不安定になり、徐々に金永福さんの体を蝕んでいったのではないしょうか。
李承信の兄弟について
李承信選手には、2人の兄がいます。
長男:李承記(リ・スンギ)
李承信選手の4つ年上(現26歳)の李承記(リ・スンギ)さん。
https://sports-hosei.net/39211/
「全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園大会)」へは、高校3年間出場を果たしています。
法政大学でもラグビーをされていました。
現在の職業は公にされていませんが、ラグビー界では名前が上がっていません。
恐らく、実家の事業を手伝っていると考えられます!
次男:李承爀(スンヒョ)
李承信選手の2つ年上(現24歳)の李承爀(スンヒョ)さん。
https://league-one.jp/player/367411
「全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園大会)」へは、高校1年生の時に出場を果たしています。
帝王大学でラグビーをされ、現在も”Honda HEAT”に所属しプレーされている現役のラグビー選手です。
3兄弟とも大阪朝鮮高校の出身で「全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園大会)」への出場を果たしています。
母親である金永福さんが亡くなってから、兄弟で「母の分まで生きよう、頑張ろう」と誓いあったそうです。
3兄弟と父親、家族皆で励まし合いながら練習に励んできたのではないでしょうか?
李承信の国籍
李承信選手は日本の代表ですが、実は韓国籍なんです。
サッカーや多くのスポーツは、代表選手になるために帰化し、つまり日本代表の場合は日本国籍を取得する必要があります。
しかし、ラグビーでは下記の条件を1つでもクリアしていれば国籍に関係なく、日本代表選手となることができるんです!
条件1:日本で本人が生まれた方
条件2:両親または祖父母の1人が日本で生まれた方
条件3:本人が36ヶ月以上継続して日本に住んでいる方
日本生まれの日本育ち、両親も日本で生まれ育った李承信選手は、全てにおいて条件をクリアしていることになります。
そして、代表選手になるためにもう一つ重要なのが、代表選手は他国の代表にはなれないということです。
日本国籍を持たずとも、日本のために戦うことを誓ったということになります。
李承信の生い立ち
幼少期
兵庫県神戸市出身の李承信選手。
韓国籍を持ちながら日本で暮らしていました。
4歳からラグビースクールで競技を始め、ラグビー一家として当然の如く、瞬く間に才能は開花したそうです。
小・中・高 日本の朝鮮学校
李承信選手は、小・中・高いずれも日本の朝鮮学校で学生生活を送りました。
高校では”1人でラグビーができてしまうほどだ”と監督から評価され、高校3年生のときにはキャプテンとして全国高校ラグビー大会に出場しました。高校日本代表にも選ばれています。
帝京大学
李承信選手は、ラグビー強豪校である帝京大学へ進学します。
先を見据えて武者修行をする為にニュージーランドへの留学を決意し、大学を中退しました。
ですが、不本意ながらコロナの影響で渡航できず、神戸製鋼コベルコスティーラーズへ加入します。
結果的には、同年代より一足先に、国内トップリーグへ飛び込んだということになります。
神戸製鋼コベルコスティーラーズでの活躍
2023年、現在22歳の李承信さんは、朝鮮学校卒業者で初めて日本代表キャップを獲得。
在日コリアンの後輩や周囲の期待を胸に日本代表として活躍されています。
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まとめ
今回は「李承信の父と兄弟もラブビー選手!国籍や生い立ちなど家族について!」としてご紹介しました。
李承信選手の父親は李東慶さんで、現在は親戚と建設会社を経営していることが分かりました。
母親である金永福さんは、李承信選手が小学校6年生の時に乳がんで亡くなっています。
生前は、”李承信がワールドカップで活躍する姿を観るのが夢”と話されていたそうです。
李承信選手は3兄弟の末っ子で、長男の李承記さんは実家の建設会社で働いていると思われます。
また、次男の李承爀は現役ラグビー選手として三重ホンダヒートに所属しプレーされていることが分かりました。
母親の死を乗り越えたのは、家族の絆が強かったからではないかと思います。
今でも兄弟・親子仲が良く、家族が揃えば一緒に買い物へ出かけるほどだそうです。
愛情たっぷり育った李承信選手、9月から始まるラグビーワールドカップへの期待も高まりますね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました♩