パリオリンピックを目指すUー23日本代表の主力選手、FC東京でも高卒ですぐレギュラーを獲得するなど、常に1つ上の世代へ飛び級で活躍している松木玖生選手。
世代別代表でも、常に飛び級で1つ上の年代でプレーをされています。
また、強豪青森山田高校でも1年生からレギュラーとして活躍し、常に同世代のトッププレイヤーとして活躍してきました。
そんな松木玖生選手ですが、ネットで調べると下手とか上手くないといったネガティブな意見が多く見られます。
松木玖生選手は、同年代の選手の中でも実力、実績がずば抜けているのにそのようなネガティブな意見が多いのはなぜでしょうか?
「下手」や「上手くない」と言われる理由をプレースタイルから調査していきたいと思います。
この記事では「松木玖生が下手で上手くないと言われる理由は?プレースタイルから比較!」と題して紹介していきます。
- 松木玖生が下手って本当?
- 松木玖生が上手くないといられる理由は?
- 松木玖生のプレースタイルは?
では早速見て行きましょう。ご覧ください!
松木玖生が下手と言われる理由
松木玖生選手について調べると「松木玖生 下手」というワードが見られます。
これまで世代別で見ても、経歴実績から見てもサッカーが上手いことは一目瞭然です。
実際にFC東京でのプレーを見ると素晴らしい選手だと感じますし、下手だと言われる要素はない気がします。
ではなぜ、下手と言われているのか。理由は2つ考えられます▽
- プレーが荒い
- 青森山田や松木玖生が嫌い
それでは、この2点について詳しく見ていきましょう。
プレーが荒い
松木玖生選手ですが「プレーが荒い」と言われています。
フィジカルが強く、体であたりに行く場面も多く荒く見えるのかもしれません。
松木玖生、荒い言われるけど青森山田→東京だからね。これくらいハードな選手がいてもいいと思う。相手を怪我させるようなプレーは×
— kuroto (@akinaikuroto) March 3, 2023
東京的には残って欲しいけど、早く海外に行った方がいい。今のA代表のポジションを奪うとしたらアンカーなのか、IHなのか、海外でプレーするとまた違うだろうから。 https://t.co/hLdiTSm2wv
松木玖生や青森山田の事が嫌い
松木玖生選手や過去に在籍していた青森山田高校が嫌いという人がいます。
青森山田高校は高校サッカー界で超名門校であり、全国高校サッカー選手権でも優勝常連校です。
雪国特有のトレーニングで足腰やフィジカルを鍛え上げ、どんな形でも勝利をつかみ取るというサッカーで常勝軍団です。
このどんな形でも勝利をつかみ取るというサッカーが好き嫌いが分かれ、青森山田のサッカーが嫌いだというサッカーファンも見られます。
松木玖生選手は、中学から6年間青森山田中学・高校でプレーしていて、高校時代には1年生から中心選手として活躍してきたので、青森山田のサッカーが嫌いな人から下手とかそういった評価を受けているのも要因の一つと予想します。
しかし酷いね。
— ひびき@P (@Mautumnleaf1) December 10, 2023
あきらかにキーパーに対するファウル。
高校生らしからぬ汚いプレーで嫌になる。
町田ゼルビアやFC東京の松木玖生を良く思わないのもこういう点。
ボールに全く競らず体を当て見えないように左手でキーパーをホールド。
マリーシア?勝負に徹する?
糞だし糞喰らえだわ。 https://t.co/QwP2OjasnV
このような理由から、松木玖生選手は能力的には高いレベルにあっても他の要素や周りからの期待値が高いため、下手だと言われることが多いようです。
ですが、これまでの活躍を見ても素晴らしい選手です。
松木玖生が上手くない理由
松木玖生選手が「上手くない」と思う人の意見を見てみましょう。
松木玖生って話題にされてるけど、そこまで上手くはないよな…
— fura〜 (@Mest_Ozilist) January 10, 2022
松木玖生選手が上手くないという理由には上記に書いたことも挙げられますが、松木玖生選手自身が自分の実力を客観的に見て、低い評価をしている点にもあります。
松木玖生選手本人が上手くないと思っている理由がこちら▼
- 海外で通用しない
- ずば抜けた才能が無い
自分自身をこのように客観視出来ていて、Jリーグでのプレーやトレーニングの中でその部分を補って行こうと努力しているのが、松木玖生選手です。
それでは、この2点に関して詳しく見ていきましょう!
海外で通用しない
松木玖生選手は高校2年生の時の1月にフランスリーグアンの名門チームオリンピック・リヨンの下部組織の練習に参加した経験があります。
下部組織の練習では、それほど引けを取らず活躍できたようですが、トップチームの公式戦の試合をスタジアムで間近で見た際にレベルの高さを痛感されたのです。
自分はまだまだ海外で通用するレベルではない事を実感したのです。
当時17歳だった松木玖生選手がそう感じる事は日本では当たり前と思ってしまいます。
このように10代でトップチームで活躍する才能を持った選手が海外ではたくさんいます。
同年代ではなく常に上を見据え行動されてる松木玖生選手だからこそ、このような発言になったのでしょう。
ずば抜けた才能が無い
松木玖生選手について調査すると「ずばぬけた才能や武器がない」という意見が見られました。
ミッドフィルターとしてボランチのポジションで試合に出場していることが多くチームの司令塔として活躍されています。
総合的に見て素晴らしい選手なのですが、「松木玖生といえばこれ」というものがないのかもしれません。
ですが、中学、高校時代、プロ入り後を含めて常に努力をしている姿が印象的です。
ずば抜けた才能が無くても、努力を重ねて自分に合った良い物を吸収していくことにより松木玖生選手は成長していっています。
高校時代は線が細い選手でしたが、筋トレやフィジカルトレーニングをして体が一回りも二回りも大きく強くなりました。
また、課題であったドリブル突破に関しても足元の技術を向上させたり、スピードが無くても相手との駆け引きで抜く方法を研究したりと年々向上している姿が目立ちます。
このように自分自身の事を把握し、良いものを吸収し、努力し続けることが出来るというのも才能の1つではないかと思います。
松木玖生のプレースタイル
松木玖生選手のプレースタイルを見ていきましょう!
松木玖生選手は主にボランチやセントラルMFとしてプレーする機会が多いです。
色々な角度から見たプレースタイルの特徴として5つが挙げられます。
- フィジカルを活かしたボール奪取
- 危機管理能力
- 豊富な運動量
- 視野の広さと展開力
- メンタルの強さ
以上の4つの点が特に優れているのが松木玖生選手です。
ポジション的に必要な能力が非常に高いレベルにあり、今後のさらなる成長が期待できる素晴らしい選手です。
それでは、1つずつ見ていきましょう!
フィジカルを活かしたボール奪取
北海道出身で中学、高校と青森で育ってきた松木玖生選手は雪国で鍛えられた足腰の強さだけではなく、海外での練習を経てフィジカルを鍛え、Jリーグでも負けないフィジカルの強さを活かしたボール奪取が武器となりました。
また、身体の使い方が上手く、ボール奪取後もキープすることができ、攻撃に繋げられます。
危機管理能力
相手やボールの動きを見てカバーする危機管理能力に長けています。
主に守備の面で、相手選手やボールの動きを察知する危機管理能力が高く、中盤で相手のパスをカットしカウンターに繋げるシーンも見られます。
豊富な運動量
雪の中で走り込みをして鍛え上げられた豊富な運動量が武器!
90分間スピードを落とすことなく走れるのも武器となっています。
守備の場面では、最後方まで下がり、攻撃時には最前線まで上がって得点を狙って行く姿が良く見られ、ピッチを縦横無尽に走り回れる豊富な運動量は魅力的です。
視野の広さと展開力
ボランチやセントラルMFとしてプレーする機会の多い松木玖生選手は、攻撃面ではつなぎ役となるプレーも多く見られます。
視野が広く展開力があるので、つなぎの位置からチャンスに繋げるパスを数多く出すことができ、中盤の底からチャンスメイクを行うことが出来ます。
また、つないだ後には自らも積極的に前線へ顔を出し、自らが作ったチャンスを自らで得点する場面も見られます。
メンタルの強さ
松木玖生選手のプレースタイルや特徴として最も挙げられるのは、メンタルの強さです。
高校卒業後すぐにJ1FC東京でスタメン出場を果たすと、周りがほぼ年上の選手ばかりにもかかわらず、萎縮せずに自分のプレーを出せるメンタルの強さは日本人にはないものと言えます。
世代別の日本代表でも常に飛び級で上の世代とやってきた松木玖生選手だからこそこのメンタルの強さが身についたのではないかと考えられます。
育った環境が全く違いますが、日本代表で活躍する久保建英選手にも同じことが言えます。
また、チームメイトである元日本代表の長友佑都選手からも松木玖生選手のメンタルの強さは認められており、海外でも活躍するために必要な能力でもあります。
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まとめ
ここまで「松木玖生が下手で上手くないと言われる理由は?プレーから比較!」としてお伝えしました。
松木玖生選手は、ボランチやセントラルMFとして、必要とされている能力が高いレベルにあり、メンタル面でも強く、素晴らしい選手です。
そんな、松木玖生選手ですが、ネットで検索すると下手とか上手くないというようなネガティブな意見が良く見られます。
まだ20歳という年齢で、これだけの素晴らしい活躍をしている選手であることは間違いありません。
2024年は松木玖生選手にとって飛躍の一年になるのではないかと思うので、松木玖生選手の活躍を応援したいと思います。